セリエA ユベントス

ユベントス、イカルディの獲得狙っていた…

マウロ・イカルディ 写真提供:Getty Images

 ユベントスが昨年夏の移籍市場でインテルに所属するアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの獲得を狙っていたようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 昨年の夏にレアル・マドリードからポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得したユベントス。ここまでリーグ戦では無敗を続けており、8連覇へ向けて首位を独走している。

 そんな中、ユベントスのファビオ・パラティチSD(スポーツ・ディレクター)が同紙のインタビューに応じ「C・ロナウドを獲得出来なければイカルディを獲得していた」と明かしている。



◆ファビオ・パラティチSD

「私たちは昨年6月に会議を開いた。ブッフォンの退団や、チームがリーグ7連覇に輝いたこと、チャンピオンズリーグ敗退という難題について考えたよ。

チームのモチベーションを上げさせるために何か手を打たなければならなかった。それには私とアニェッリ会長、ネドベド副会長が賛同した。私たちは周囲の隅々にまで衝撃を与えなくてはならなかった。ユベントスに一定の限界を超えさせることが出来る、ポジティブなショックをね。

そして、チームをやる気にさせるには2つの方法があった。

1つは、イカルディを買って信じられないような混乱を引き起こすこと。それか、C・ロナウドを獲得することだった。

その後、経済的に実現可能か検討してC・ロナウドを獲得にすることに決めたんだ」