バルセロナ レアル・マドリード

ダービー制したレアル主将がリーグ戦逆転優勝へ意気込み 「バルサを困難な状況に」

レアル・マドリードのセルヒオ・ラモス 写真提供:GettyImages

 レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは現地時間9日に行われたラ・リーガ第23節・アトレティコ・マドリード戦後にリーグ優勝を諦めない姿勢を打ち出している。同日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 レアル・マドリードは今季、序盤での不振もあり前節終了時点で勝ち点42と首位を走るバルセロナに8ポイント差をつけられていた。しかしこのダービーマッチで勝利したことにより、アトレティコ・マドリードを抜いて2位に浮上するとともに、バルセロナとの勝ち点差を5まで縮め、10日にアスレティック・ビルバオ戦を控える同クラブにプレッシャーを与えている。

 この一戦で先発フル出場を果たしたセルヒオ・ラモスは試合後のインタビューにおいて「今日、我々は順位表で巻き返しへ(ダービーマッチ勝利という)目標を達成した。我々は首位との勝ち点差を縮めたし、今は彼らがどのような試合を行うのか見てみよう」とアトレティコ・マドリードに勝利したことへの満足感を示している。

 また同選手は「まだリーグ戦は続いている。我々のモチベーションを高めるものである。今後も戦い続け、バルセロナの状況を困難なものにしたい」と語っており、ライバルであるバルセロナの存在や優勝を強く意識していることを明言している。

 なお、バルセロナとレアル・マドリードは2月27日にコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝2ndレグ、そして3月3日にラ・リーガ第26節と立て続けに対戦する。レアル・マドリードとしてはシーズン終盤戦へ弾みをつけるためにも、この連戦に向けてできる限り多くの勝利を積み重ねたいところだ。