チェルシー バイエルン・ミュンヘン

バイエルン、チェルシーの英U19代表獲得へ。4度目のオファーで48億円提示か

 バイエルン・ミュンヘンはチェルシーのFWカラム・ハドソン=オドイ獲得へ本腰を入れているようだ。現地時間8日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。

 チェルシーの下部組織出身であるオドイは今季ここまでトップチームで公式戦7試合の出場を果たしており、今月5日に行われたFAカップ3回戦・ノッティンガム・フォレスト戦では2アシストを叩き出している。

 また同選手はイングランド代表の一員として2017年に行われたU-17ワールドカップで優勝を果たしており、昨年9月以降はU-19代表で7試合に出場するなど、自身の頭角を現している。

 ただチェルシーとの現行契約が2020年で満了を迎えるオドイは同クラブから契約延長の打診に対して態度を保留している模様。一方、以前から同選手の獲得に興味を示しているバイエルンはすでに3度の獲得オファーを提示しているものの、チェルシーは拒否する構えを崩していないようだ。

 それでもバイエルンは前回の提示額である3000万ポンド(約41億円)から3500万ポンド(約48億円)に増額した上で再びオファーを提示するようだ。なお同選手にはRBライプツィヒをはじめとするブンデスリーガの複数クラブやユベントスが関心を示していると伝えられている。

 一方チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は同選手の去就について「ここに残ることが彼にとってベターな選択」と語っており、クラブ退団に懐疑的な考えを示している。果たしてこの有望株は自身のキャリアアップを図るために今後どのような決断を下すのだろうか。