プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

スールシャール新体制のマンUが、最高のスタートを切れた3つの理由

オーレ・グンナー・スールシャールが監督に就任し迎えた初の公式戦でカーディフ・シティを相手に5-1の大勝を収めたマンチェスター・ユナイテッド。5得点はアレックス・ファーガソン氏がユナイテッドの監督としてチームを率いたラストゲーム以来初の快挙ということもあり、大きな話題を呼んでいる。今回は、スールシャールの率いるユナイテッドが最高のスタートを切れた3つの理由ご紹介する。


攻撃時の自由

ジョゼ・モウリーニョが率いていたユナイテッドでは、すべての選手に対して守備時の大きな責任とタスクを与えていた。その結果、守備に追われる時間が多くなり、それぞれの個性を出しづらいチームになっていたと言えるだろう。しかし、現在のユナイテッドの強みはそのオフェンス面にある。マーカス・ラッシュフォード、アントニー・マルシャル、ジェシー・リンガード、ポール・ポグバなどは自然体で自身の強みを発揮できるようになり、格段にパフォーマンスが上がった。


前線3枚が効果的に連動

この試合で前線の3枚を担ったマルシャル、ラッシュフォード、リンガードは素晴らしい連動性を見せた。リンガードはマルシャルとラッシュフォードの間で頻繁かつ流動的にポジションを入れ替え、相手のディフェンス陣にとっては厄介だっただろう。この3人全員がゴールを挙げていることにもそれは表れている。ロメル・ルカクをベンチでスタートさせることはもったいないようにも感じるが、対戦相手に応じて選択できるオプションがあるということは大きい。


解き放たれたポグバ

モウリーニョが去ったユナイテッドでのポグバは鎖から解き放たれたように見えた。圧倒的なパフォーマンスで2アシストを記録。自身もゴールを奪う直前まで迫っている。ロシアワールドカップ決勝でゴールを挙げ、シーズンの初めには副キャプテンに指名されるもはく奪されるなど、騒がしいシーズンを過ごしているポグバ。チームが4位以内でシーズンを終えるには、彼がこの試合のパフォーマンスを継続する必要がある。


名前:菊池大将
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