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モウリーニョと別れて以降、才能が爆発した5選手

先日マンチェスター・ユナイテッド監督の任を解かれたジョゼ・モウリーニョ。彼はこれまでに多くのビッグクラブを率いてきた。それ故、多くのスター選手の卵を指導している。今回は、モウリーニョがその才能に気づけなかった5人の選手をご紹介する。


ロメル・ルカク

現所属:マンチェスター・ユナイテッド

ルカクがモウリーニョとともに仕事をするのはユナイテッドが初めてではない。5大リーグ初挑戦となったチェルシー時代に同僚となっている。ただ、目立った活躍はできずにローンでウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンに移籍し、2014年にエバートンに完全移籍。彼の才能はそこで爆発し、2016/2017シーズンには年間のベストイレブンにも選出されている。そして、2017年夏の移籍市場でモウリーニョと再会することとなった。モウリーニョは同選手をファーストチョイスとして起用し続けた。


メンフィス・デパイ

現所属:オリンピック・リヨン

当時のユナイテッド指揮官、ルイ・ファン・ハールたっての希望もあり2015年にユナイテッドに加入したデパイ。しかし、印象的な活躍は残せず、2017年にモウリーニョの手によって売却されている。リヨンに移籍したデパイはオランダ時代の輝きを取り戻している。92試合の公式戦で33ゴール、36アシストとチームの攻撃の中心に君臨。


モハメド・サラー

現所属:リバプール

2014/2015シーズンをモウリーニョが率いるチェルシーで過ごしたサラー。しかし、19試合で2ゴールと結果は残せず、クアドラードと入れ替わる形でフィオレンティーナにローン移籍。すると得点力を発揮し、加入後7試合で6得点の大活躍。2016/2017シーズンにローマに完全移籍を果たし、セリエA屈指のウィンガーとして活躍した。2017/2018シーズンに引き抜かれる形でリバプールに移籍すると、初年度から大爆発。ハリー・ケインを抑え得点王に輝くなど、欧州でもっともセンセーショナルなシーズンを過ごした。


レオナルド・ボヌッチ

現所属:ユベントス

インテル下部組織出身のボヌッチは2005年にトップチームデビュー。しかし、ワルテル・サムエルなど、強力なディフェンス陣を誇るチームの中でレギュラーを掴めず、2007年からレンタル生活に突入。しかし、2009年にジェノアとの共同保有という形でバーリに移籍すると才能を発揮。アンドレア・ラノッキアとともに強固な最終ラインを形成し、評価を高めた。翌シーズンにユベントスへ移籍すると、現代型のCBとしてセリエA6連覇などに大きく貢献している。


ケビン・デ・ブライネ

現所属:マンチェスター・シティ

2012年にチェルシ―に加入したデ・ブライネ。しかし、『デイリー・メール』のインタビューに「モウリーニョ監督とは2回しか話さなかった」と語るなど、モウリーニョとの関係性に問題を抱え、ほとんど出場機会を得ることはできなかった。2014年に出場機会を求めてベルダー・ブレーメンに移籍すると実力をいかんなく発揮。翌シーズンにボルフスブルクへと移籍すると年間最優秀選手に選ばれ、翌シーズンにはマンチェスター・シティに移籍。世界最高のMFとしてチームを引っ張る存在となっている。


名前:菊池大将
趣味:サッカー観戦、映画鑑賞、読書
好きなチーム:ACミラン
幼少期に父親の影響でミランが好きになりました。アイドルはシェフチェンコ。パッション、データ、経済、カルチャー、サッカーの持つ様々な表情を見るのが好きです。よろしくお願い致します!

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