セリエA ミラン

ミラン、今節ボローニャ戦で12年ぶりの珍記録。リーグ戦2試合連続の…

 ミランは現地時間18日に行われたセリエA第16節・ボローニャ戦でのスコアレスドロー(0-0)により12年ぶりとなる珍しい記録を作り出したようだ。同日イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 ミランは前節のトリノ戦でも0-0のドローに終わっているが、ボローニャ戦とあわせてこのリーグ戦2試合連続ドローが約12年ぶりの出来事となっている。その12年前にあたる2006/07シーズンでは開幕からリーグ戦3連勝で迎えた第4節・リボルノ戦、第5節・シエナ戦でスコアレスドローとなり躓くと、以降11月下旬にかけて一気に下降線を辿っている。

 なおミランは今季、リーグ戦開幕から10試合連続でクリーンシート未達という1922/23シーズン以来の不名誉な記録を打ち立てるなど、不安定な戦いぶりが続いている。

 現在4位と上位にはつけているものの、最終ラインをはじめ多くのポジションで主力選手が戦線離脱を強いられるなど選手層に不安を抱えている状況が続いているだけに、今冬でのテコ入れは必至であるに違いない。