プレミアリーグ マンチェスター・シティ

移籍は正解?マンCを離れてから、さらに飛躍した5人の選手

世界中の多くのスター選手たちが順風満帆なキャリアを送っているわけではなく、ビッグクラブに加入したものの、ポテンシャルを発揮しきれずに退団してしまうことは少なくない。今回はマンチェスター・シティにフォーカスし、同クラブを離れてから飛躍した選手たちをご紹介する。


カスパー・シュマイケル

現所属:レスター・シティ

マンチェスター・シティ下部組織出身のシュマイケルは2005年にトップチームデビュー。しかし、翌年に加入したジョー・ハートにスタメンの座を奪われ、2009年までレンタル生活を繰り返す。2011年にイングランド・チャンピオンシップ(英2部)を戦っていたレスターに加入すると、レギュラーに定着。2013/2014シーズンの1部昇格に大きく貢献する。2015/2016シーズンのミラクルレスターにも大きく貢献し、親子でプレミアリーグをGKとして制した。


ステファン・サビッチ

現所属:アトレティコ・マドリード

セルビアでプロとしてのキャリアをスタートさせたサビッチ。2011年にシティへ4年契約の完全移籍で加入している。しかし、出場機会には恵まれず、加入翌年にマティヤ・ナスタシッチと入れ替わる形でフィオレンティーナに移籍。すると、フィオレンティーナで頭角を現しレギュラーに定着。2015年にアトレティコへとステップアップを果たした。現在はホセ・マリア・ヒメネスの台頭もあり、ベンチを温める機会が増えているが、それ以前はディエゴ・ゴディンとともに鉄壁の最終ラインを形成した。


ジュローム・ボアテング

現所属:バイエルン・ミュンヘン

ハンブルガーで頭角を現し、2010年6月にシティへと加入したボアテング。即戦力として期待された同選手だが、パブロ・サパレタやアレクサンドル・コラロフなど実力者の存在もありスタメンの座を掴むには至らなかった。しかし、翌年にバイエルン・ミュンヘンに移籍すると実力を発揮。ダンテとのコンビはブンデス最強の守備力を誇り、三冠達成にも大きく貢献。ドイツ代表でも欠かせない選手へと飛躍している。


キーラン・トリッピアー

現所属:トッテナム・ホットスパー

シティ下部組織出身のトリッピアーは2008年にトップチームデビュー。しかし、出場機会は得られないままバーンリーへ移籍。するとレンタル2年目のシーズンから徐々に出場機会を勝ち取り、完全移籍を果たした3シーズン目からは不動のレギュラーとして活躍。そこに目を付けたトッテナムに2015年に引き抜かれた。以降の活躍は言わずもがな。イングランド代表でもSBとしてだけではなく、貴重なプレースキッカーとして重宝されている。


エディン・ジェコ

現所属:ローマ

ボルフスブルクで実績を残したジェコは2011年に鳴り物入りでシティへと加入。効率的に得点を挙げ、セルヒオ・アグエロ負傷時などチームを助ける働きを見せた。2015年にローマへのレンタル移籍が決まると、ユベントス戦でセリエA初ゴールを挙げるなど活躍。セリエAを代表するストライカーへと飛躍を遂げている。


名前:菊池大将
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