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ジェノバ、南米王者決定戦の開催地から漏れるか。カタール航空の巨額マネーが…

 南米王者を決めるコパ・リベルタドーレス決勝2ndレグ・CAリーベル・プレート対ボカ・ジュニアーズの開催地からジェノバが外れることが濃厚となっているようだ。現地時間28日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 この“スーペル・クラシコ”は本来24日晩にリーベル・プレートのホームでキックオフの予定だったものの、リーベル・プレートサポーターがボカ・ジュニアーズのチームバスを襲撃。複数選手を負傷させたことにより、南米サッカー連盟(CONMEBOL)が延期を発表。

 両クラブ会長やCONMEBOLによる話し合いが行われ、開催日をFIFAクラブワールドカップ直前にあたる12月8日、または9日に決定している。

 また開催地についても、リーベル・プレートのホームではなく、アルゼンチン国外の中立地にすることが決定。具体的な場所がまだ決まっていない中、アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスと歴史的な繋がりの深いジェノバ市のマルコ・ブッチ市長が開催地のオファーを提示していた。

 ただ2ndレグの開催地の最有力候補としては、カタールの首都であるドーハがあがっているようだ。これはスポンサーであるカタール航空が巨額のオファーを提示していることによるものとみられる。

 そして他にもパラグアイの首都であるアスンシオンが候補にあがっており、ジェノバはどうやら他の立候補地との競争に敗れる可能性が高いようだ。