セリエA ナポリ

アンチェロッティ、今季のナポリをイタリア版DAZNで語る

ナポリを今季から率いているカルロ・アンチェロッティ監督は『DAZN』の特集インタビューにてチームの現状やイタリア復帰などについて語っているようだ。現地時間8日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がこれを伝えている。

ナポリはセリエAで現在インテルと勝ち点25で並んで2位であり、チャンピオンズリーグ(CL)でもリバプール、パリ・サンジェルマンとグループステージで同居しながら健闘している。

アンチェロッティ監督は最初に主力選手との関係性について「メルテンスとは色々ありました。最初からスタメンで使わなかったことは彼にとって辛かっただろう。逆にそれを気にしてなかったら、おかしいと思う」

「ハムシクは退団するところだった。彼は別のクラブからとてもいいオファーをもらっていたことを知っていた。彼に連絡して、重要な選手であることを再び伝えた。そして彼を違うポジションに使ってみたいことを伝えた。おそらくこれは彼が残ったきっかけだと思う。新しいことを試したいと言っていたし」

次にイタリアで再び指揮を執ることについては「イタリア語を再び話せるのはこの決断に大きな影響を与えた。英語でサッカーの戦術面の話ができないこともないが、やはり自分の母国語で話すと精神的にとても楽になる。これだけ『国際的な』ナポリにもメインの言語はイタリア語になっている」

そして昨季までクラブを率いていたマウリツィオ・サッリ監督とアウレリオ・デ・ラウレンティス会長について「ナポリはしっかりしたベースがあった上で素晴らしい選手もたくさんいた。新しい冒険を始める監督にとっては非常にいい環境。サッリは本当に素晴らしい仕事をしてくれた」

「デ・ラウレンティスとは数年前からずっと電話で話し合っていた。以前カバーニがまだナポリの選手であり、私がパリ・サンジェルマン指揮官だった頃(2011年〜2013年)、彼を獲得するために会長とたくさん話したが、その時は獲得が実現しなかった。会長はとても正直で親切で楽しい人だし、今年の夏休みも一緒に過ごした」