チャンピオンズリーグ

CLグループステージ第4節で分かった5つのこと。モウ解任は時期尚早?

日本時間8日早朝に、すべての試合が終了したチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節。グループステージも終盤戦に向かい、いくつかのチームは突破を決め、いくつかのチームは敗退が決まっている。今回は、そんなCLグループステージ第4節で分かった5つのことをご紹介する。


モウリーニョ解任論は早すぎた?

アレックス・ファーガソンが約30年に渡って率いた、世界最高のクラブの1つマンチェスター・ユナイテッド。ファーガソン解任以降苦しみ続けている同クラブを率いているのがジョゼ・モウリーニョだ。シーズンのスタートに失敗したことなどや采配などに批判が殺到し、解任を求める声も大きかったが、ユナイテッドはアウェイのユベントス戦で同クラブを倒した数少ないクラブの1つとなった。試合内容は完全にユベントスが押していたものの、交代策やセットプレーから結果を勝ち取ったモウリーニョ。彼がユナイテッドに相応しい監督かどうか、見極めるにはもう少し時間が必要かもしれない。


ソラーリはレアルを引っ張る存在に

成績不振により解任されたフレン・ロペテギの後を継いだサンティアゴ・ソラーリ。監督就任の経緯が似ていることもあり、ジネディーヌ・ジダンと比べられることもある同監督だが、もしかすると長期的にチームを任せてもいい人材かもしれない。就任後初の試合ではフレン・ロペテギとの違いを明確に示し、バジャドリードに2-0で勝利。CLではホームで2-1と接戦を演じたプルゼニを、アウェイで5-0と圧倒することに成功した。対戦相手のクオリティを考慮する必要はあるが、ソラーリは長期的にマドリードを率いることができるかもしれない。


マンCの悲願は近い

アブダビ・ユナイテッド・グループ・フォー・デベロップメント・アンド・インベストメントが2008年にオーナーの権利を得てから、シティはCLを制覇するために多くの資金を選手の獲得に費やしてきた。しかし、これまでの10年間に彼らの目標が達成されることはなかった。ただ、これまでのところジョゼップ・グアルディオラが率いる同クラブは悲願に向けて近づいていると言えるだろう。オリンピック・リヨンに負け、ホッフェンハイムにも苦しめられたシティだが、うろたえずにリーグ戦で大勝を収めると、シャフタール・ドネツクにも格の違いを見せつけた。CL優勝候補の一角であるシティが悲願を実現する日は近いかもしれない。


死のグループは大混戦

今シーズンは2つのいわゆる「死のグループ」が生まれた。バルセロナ、インテル、トッテナム・ホットスパーが同居するグループBとナポリ、リバプール、パリ・サンジェルマンが同居するグループCだ。とりわけ後者の混戦具合は群を抜いている。第4節でナポリとPSGが引き分け、リバプールがレッドスター・ベオグラードに敗れたことで1位から4位までの勝ち点差はわずかに2だ。本当にどこが敗退してもおかしくない状況の中で、高いクオリティを有するチームが激突するのはサッカーファンにとってたまらないだろう。


バルセロナはメッシ不在でも大丈夫

リオネル・メッシは歴史上最も偉大な選手の1人であると同時に、過去15年間でバルセロナに多大な貢献を果たしてきた。31歳となった彼は、バルセロナが達成したいと思っているすべてのことに不可欠な存在であり、彼のいないチームはぎこちなさを見せてしまう。負傷により3週刊程度の離脱が見込まれていたメッシだが、驚異的なペースで回復を見せインテル戦には間に合わなかったものの、アトレティコ・マドリードとの一戦に間に合うようだ。ただ、彼が不在だった間もチームは勝ち続けていた。レアル・マドリードを5-1で倒し、インテル、セビージャなどの難敵も撃破。メッシが不在でも大丈夫だということをアウェイのインテル戦で引き分けたことで明確に示している。