Jリーグ 大分トリニータ

サポーターの“声”から生まれた特殊なスポンサー契約に迫る【「浅田飴×大分トリニータ」特別インタビュー第2弾】

「そんな罠を張っていたんですね(笑)」

津田:
初めて面談されたときに「8月25日に開催されるリーグ戦へ飴を届ける」ということが話としてまとまったことを踏まえると、非常にうまく進んでいたという印象を受けますね。
それにしてもわずか2日間という、これまた短期間で飴を届けられたと思いますが…

玉木:
あの時はちょうど台風が近づいていました。
東京と大分なので、通常でも少し時間がかかる。ましてや九州地方に台風が来ていることもあり、少し困っていたのですが、何とかなりましたね。

髙﨑:
確か飴は試合当日に朝、本社に届いたんですよね。
ただ試合当日はスタッフ全員が朝からスタジアムで運営の準備をしていて、本社には誰もいない状況でした。
その中、届いた飴を写真に収めて、「ほんまに届けてくれた!」とサポーターに向けてSNSで拡散しました。

それから飴を監督のもとに持って行くわけですが、試合直前には練習やミーティングを行っているので、うかつにはスタッフも行けないですね。
なので(浅田飴の)宣伝になるようなことをやってほしいということを広報にお願いしたことと、ベンチに浅田飴の缶を置いておこうと。
もしかしたら監督が持ってくれるかもしれない、大型ビジョンで映すことができたら良いかなと思っていました。

玉木:
そんな罠を張っていたんですね。(笑)

髙﨑:
いやいや、でもどうしてくれるかは分からなかったですよ。(笑)
おそらく監督は(采配で)いっぱいいっぱいになると思いますし、試合前に渡して忘れる可能性もあったと思います。
ただそれでも(飴を使われる可能性はあったので)ベンチに置くだけ置きましょうという感じでした。

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