ラ・リーガ バルセロナ

ローマ新星FW、昨季CLバルサ戦での大逆転劇による周囲の変化語る

 ローマのトルコ代表FWジェンギズ・ウンデルは昨季のチャンピオンズリーグ(CL)ベスト8・バルセロナ戦を振り返った上で、今季のCLではローマに対する他クラブの見方に変化があると考えているようだ。現地時間14日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』が報じている。

 ローマは昨季のCL準々決勝1stレグのバルセロナ戦で1-4と大敗を喫したものの、本拠地のスタディオ・オリンピコで行われた2ndレグで3-0と勝利し、アウェイゴールの差でベスト4入りを決めている。また同クラブは今季のCLグループステージでレアル・マドリード、CSKAモスクワ、ビクトリア・プルゼンとの対戦を控えている。

 その中、ウンデルはセリエA第4節・キエーボ戦に向けた記者会見において「あのバルセロナとの対戦では、1stレグでの結果でベスト4入りは不可能に近い状態だった。しかし2ndレグで誰もが予想していなかった素晴らしい瞬間に出くわしたよ」と昨季のCLについて振り返ると「レアル・マドリードや他のクラブは我々に対してこれまで以上にリスペクトを持っていると僕は思うよ」と語っている。

 そして同選手は「まずは日曜日のキエーボ戦での勝利を目指す。それからマドリードとの試合に集中するよ」とコメント。今節のキエーボ戦と来週なかばのマドリード戦に向けて集中力を高めているようだ。

 昨季はアトレティコ・マドリードやチェルシーを制してグループステージ首位通過を果たし、かつバルセロナをベスト8で敗退に追い込むなど台風の目として注目されたローマは、果たして今季も番狂わせを起こす存在となるのだろうか。