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チェルシー指揮官サッリ、功労者ジョン・テリーとの接触明かす

 チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督はかつて同クラブに在籍していた元イングランド代表DFジョン・テリーの復帰の可能性を示唆しているようだ。現地時間14日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを報じている。

 テリーは1995年にチェルシーのユースチームに入団して以来昨夏まで22年間に渡り在籍。その後、昨夏にチェルシーと対戦する可能性がないフットボールリーグ・チャンピオンシップ(イングランド2部)のアストン・ビラに加入すると、不動のレギュラーとしてチームをプレミアリーグ昇格一歩手前まで導いていた。

 契約満了に伴いアストン・ビラを退団した同選手にはロシア・プレミアリーグのスパルタク・モスクワ加入間近に迫っていると報じられていたものの、家族がロシア行きを望んでいなかったこともあり破談に終わっている。

 そのテリーについて今季からチェルシーを率いているサッリ監督はプレミアリーグ第5節・カーディフ戦の前日記者会見において「彼の現在の状況は分からない。彼とは1週間前に話している。ここ(チェルシー)はもちろん彼の“家”だ」と語っており、同選手への接触を明かしている。

 また同監督は「もし彼はもう1シーズン現役を続行したいと思っているならば、現役続行へ挑戦することが正しいと私は思うし、もし我々を助けたいと思っているのであれば、それは私にとってとてつもなく幸せなことだ」とコメント。本人がチェルシー復帰を望んでいる場合は迷いなく受け入れることを明言している。

 チェルシーに5度のプレミアリーグ制覇と2010/11シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)のタイトルをもたらしているテリーだが、果たして再びスタンフォードブリッジに姿を見せることはあるのだろうか。