代表チーム クロアチア代表

UEFA最優秀賞逃したCロナウドにW杯準優勝国監督が痛烈批判

 クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督はユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに対する批判を行っているようだ。現地時間1日、クロアチアメディア『Sportske Novosti』がこれを伝えている。

 クリスティアーノ・ロナウドはUEFA最優秀FW賞を受賞したものの、UEFA最優秀選手賞には選出されていない。また同賞には昨季までマドリードでチームメイトの関係にあり、ワールドカップ・ロシア大会でクロアチア代表を史上最高成績の準優勝に導いたMFルカ・モドリッチが選出されている。

 クリスティアーノ・ロナウドは日本時間30日深夜に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ抽選会とUEFA最優秀各賞の授賞式に姿を現していないことや、同選手の代理人がUEFA最優秀選手賞には選出されなかったことに対して異論を唱えたことが大きな話題を呼んでいる。

 これに関して、ダリッチ監督は「ロナウドは自己中心的である、私なら自分の率いるチームに彼を欲しいとは思わないだろう」と同選手を痛烈批判。そして「たとえ我々が試合に敗れたとしても、彼にとって重要なことは自らがゴールを決めたかどうかという考えの持ち主である」と語っており、チームプレーに徹することがないという主張を行っている。

 このクリスティアーノ・ロナウドのUEFA最優秀選手賞受賞を逃したことに関しては、マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスをはじめ、多くの選手や監督、クラブ関係者が反応を示している。今後も同選手の周囲はこの話題で騒がしい状態が続くだろう。