ラ・リーガ プレミアリーグ

GK手薄のマンC、ブラーボ代役にオランダから19歳守護神呼び戻しへ

 マンチェスター・シティはエールディビジ(オランダ1部)のブレダに今夏レンタルで放出していたGKアロ・ムリッチを呼び戻すようだ。23日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。

 シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は今季もブラジル代表GKエデルソンを正守護神としてシーズンを戦う方針を立てている。しかし貴重なバックアッパーとしての役割を果たしているチリ代表GKクラウディオ・ブラーボが現地時間20日の全体トレーニングの最中に左脚のアキレス腱を断裂する大怪我を負い、長期離脱が避けられない見通しとなっている。

 同監督はブラーボの代替要員としてシティU-23に在籍するGKダニエル・グリムショーのトップ昇格に踏み切っている。しかし元イングランド代表GKジョー・ハートを今夏バーンリーに放出するなどGKの選手層に大きな不安を抱えている状況となっており、急遽ムリッチの呼び戻しを決断したようだ。

 なおブラーボの代役としては、これまでレアル・マドリードのコスタリカ代表GKケイロル・ナバスやバルセロナのオランダ代表GKヤスパー・シレッセンなどをレンタルで獲得する可能性が伝えられていたものの、ムリッチの呼び戻しに一本化したことにより、この2選手獲得の可能性は消滅している。