プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

サンチェス、税金問題で米国ツアー不参加報道も何とか合流へ

 マンチェスター・ユナイテッドのチリ代表FWアレクシス・サンチェスがなんとか同チームのアメリカツアーに参加することができたようだ。19日英紙『ミラー』が報じている。

 20日に開幕するインターナショナル・チャンピオンズカップに出場することが決まっているユナイテッドは15日にマンチェスター空港から会場となるアメリカのロサンゼルスへと向かったが、そこにサンチェスの姿はなかった。

 その理由として、スペイン時代に収入を隠して税金の支払いを逃れたという疑いがかかっており、懲役16ヶ月の有罪判決(執行猶予付き)を受ける可能性が高まっていた。この関係でアメリカへ入国するビザが取得できず。アメリカ行きの飛行機に乗れなかったと伝えられていた。

 これに対してユナイテッドの指揮官ジョゼ・モウリーニョ監督も「彼がアメリカに来るかは分からない。本当に悲しいよ。私にとっても、彼にとっても、チームにとっても、大会にとっても良くない。誰にも良くないことだが、誰の責任でもない」とコメントしていた。

 そんなサンチェスは自身のInstagramを更新。アメリカの国旗とともに「マンチェスターでの最後のトレーニング」と掲載してアメリカ行きを示唆した。

 ユナイテッドはロシアワールドカップの3位決定戦を戦ったベルギー代表のFWロメル・ルカクやイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードとMFジェシー・リンガードが使えないことからもサンチェスの同大会参加はチームや大会に大きく影響が出るだろう。