リーグ・アン セリエA

ミラン主将ボヌッチ、今夏移籍へ代理人があのメガクラブ幹部と接触か

 ミランのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチはパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が近づいているかもしれない。19日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを報じている。

 ボヌッチは昨夏にユベントスから4200万ユーロ(約55億円)でミランへの電撃移籍を果たし、最終ラインの要として昨季は公式戦51試合に出場していた。一方ミランは昨季のリーグ戦を6位で終え今季のヨーロッパリーグ出場権を獲得したものの、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に抵触したことにより、今季の欧州サッカー連盟(UEFA)主催のカップ戦への出場停止処分を受けている。さらに同クラブは今夏にクラブのオーナーが交代する可能性が伝えられるなど、先行きは不透明な状況だ。

 同選手はオーナー交代の可能性をはじめとするクラブのプロジェクトが明確でないことから今夏にミランを去ることを考慮していると伝えられていたが、代理人を務めるアレッサンドロ・ルッチ氏が現地時間18日にPSG幹部と会談の場を持った模様。またマンチェスター・ユナイテッドもボヌッチ獲得に関心を示していると伝えられているものの、どうやらPSGがこの争奪戦をリードしているようだ。

 なおミランはボヌッチに4000万ユーロ(約52億円)という値札をつけているものとみられる。果たして同選手はパリでユベントス在籍時の同僚である元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンとの再会を果たすことができるのだろうか。