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ベイル、今夏退団報道から一転C・ロナウドの“恩恵”により残留へ

 レアル・マドリードのウェールズ代表FWガレス・ベイルはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのユベントス移籍により残留に傾いているかもしれない。18日、スペインメディア『フットボール・エスパーニャ』がこれを伝えている。

 ベイルの去就を巡っては、この夏にバイエルン・ミュンヘンが同選手獲得へ関心を示していると伝えられるなど、ワールドカップ・ロシア大会開催の裏で移籍報道が過熱していた。また同選手は『Cadena Cope』の番組にて「おそらくレアル・マドリードに残るだろう、けど残らないかもしれない」と語っており、自身の去就が不透明であることを認めている。

 その中ベイルは今週はじめにチームのトレーニングに合流しており、今季から指揮を執るフレン・ロペテギ監督と近日中に話し合いを行うものとみられる。ただ複数のメディアの報道によると、クリスティアーノ・ロナウドの退団により、ベイルはスペイン代表MFイスコやMFマルコ・アセンシオの台頭に関係なくコンスタントな出場機会に恵まれる可能性が高いと考えており、残留を視野に入れているようだ。

 度重なる怪我によりサポーターからの批判に遭い、毎年にようにマドリード退団の噂が取りざたされているベイルだが、クリスティアーノ・ロナウド退団により自身に巡って来ると考えられるチャンスをものにしてロペテギ監督の信頼をつかむことができるのだろうか。