ラ・リーガ プレミアリーグ

チェルシー、去就不透明であるクルトワの放出には前向きもアザールは…

 チェルシーはベルギー代表のGKティボー・クルトワの放出を考慮しているものの、FWエデン・アザールの放出には一切応じない構えを見せているようだ。18日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。

 この2選手の去就を巡っては、レアル・マドリードがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの後釜としてアザールをリストアップしているほか、コスタリカ代表GKケイロル・ナバスとポジション争いをできる守護神としてクルトワの獲得を狙っていると以前から伝えられている。

 その中ベルギーの地元紙『Het Laatste Nieuws』が報じるところによると、かねてから両選手の獲得を狙っていると伝えられているマドリードが、アザールに1億7000万ユーロ(約224億円)、そしてクルトワに5500万ユーロ(約72億円)でオファーを提示した模様。

 ただ『スカイスポーツ』のラ・リーガを専門にする記者によると、チェルシーとの契約期間が来夏に切れるクルトワは放出に応じる意向を見せる可能性が高いものの、アザールに関してはいかなるオファーに対しても放出を拒否するようだ。ただアザールはワールドカップ・ロシア大会終了後に「チェルシーで6年間を過ごして来たけど、違うものを見つけるときが来たかもしれない。ワールドカップが終わって、僕は留まるか移籍するかを決めることができる。最終的にチェルシーが何を望むか…。僕の望む行き先は知っているはずだよ」と移籍を示唆するコメントを残しており、去就が不透明であることに変わりはないようだ。

 なおチェルシーはクルトワの後釜として、アーセナルのGKペトル・チェフの再獲得を視野に入れているものとみられる。ロシアW杯で周囲からの評価をさらに高めたベルギー代表2選手の去就には今後も目が離せなさそうだ。