ワールドカップ・ロシア大会でのフェアプレー賞にスペイン代表が選出されたことがどうやら物議を醸しているようだ。
スペイン代表はグループステージ初戦でのポルトガル戦にてユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドにハットトリックこそ許し引き分けに終わったものの、第2戦のイラン戦では対戦相手の強固な守備に苦しめられながら勝利。最終戦のモロッコ戦こそ引き分けたものの決勝トーナメント進出を決めていた。しかしその決勝トーナメントでは1回戦で開催国ロシアにPK戦の末に敗れ、ベスト16で大会を後にした。
その同国代表のフェアプレー賞選出を発表した国際サッカー連盟(FIFA)のツイートに対して「なぜ日本ではないのか?」や「日本が受賞に値する」というようなコメントが多く見られるほか、FIFAの選考に対して批判を展開する投稿も多いようだ。
なお日本代表はグループステージで1勝1分1敗で終えセネガルと勝ち点で並んだものの、イエローカードやレッドカードの枚数をもとにして換算されるフェアプレー・ポイントの差で決勝トーナメント進出を決めたことが大きな話題を呼んだ。
また日本代表はロシアW杯・グループステージにおけるファール数が「28」であり、これはグループステージ3試合のみでの比較で最少となっている。まさにフェアプレーに徹したことが数字上でも示されているサムライブルーに対するフットボールファンも見方は、このスペイン代表のフェアプレー賞選出に対する非難という形で表れている。
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— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) 2018年7月15日
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