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C・ロナウド獲得のユベントス、あるスポンサーから思わぬ反発を食らう

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのユベントスへの移籍は、思わぬ場所から反感を持たれているようだ。12日にスペイン『マルカ』が伝えている。

 先日発表された、C・ロナウドのユベントスへの移籍。2009年夏から9年間もの間、レアル・マドリードの絶対的な存在として活躍してきた同選手の移籍には、世界中の人が驚いた。

 ユベントスはC・ロナウドを獲得するために1億1700万ユーロ(約153億円)もの移籍金を支払ったが、それに同選手に支払う給与を加えると合計支出額は3億4000万ユーロ(約445億円)にのぼるという。

 世界的スターを獲得するための莫大な投資を、快く思っていない人もいるようだ。ユベントスの親会社でもある自動車メーカーのFIAT(フィアット)社の従業員は、ここ数ヶ月における給与未払いを理由に、7月15日から3日間ストライキを起こすことに決めたようだ。

 同企業の労働組合長は「何千人もの従業員を見捨てて、たった1人に莫大なお金を使うのか」と憤慨しているという。ユベントスにとって、新たな悩みのタネができてしまったようだ。