ワールドカップ 代表チーム

28年ぶりベスト4のイングランドにサッカー好きの英王子がメッセージ

 イギリスのケンブリッジ公ウィリアム王子はワールドカップ・ロシア大会でベスト4まで勝ち上がっているイングランド代表へ特別なメッセージを送ったようだ。11日、イギリス紙『ミラー』がこれを伝えている。

 イングランドはグループステージを2勝1敗で終え決勝トーナメント進出を決めると、ベスト16・コロンビア戦ではPK戦の末に勝利を収め、さらに日本時間7日晩に行われた準々決勝では強固な守備陣を誇ろスウェーデンを相手に2得点を奪い快勝。見事1990年・イタリア大会以来となるベスト4入りを果たしている。

 そのスリーライオンズ(イングランド代表の愛称)は日本時間12日未明に決勝進出をかけてクロアチアと対戦するが、この一戦を前にウィリアム王子がイングランドサッカー協会(FA)のグレッグ・クラーク会長に向けてメッセージを送っている模様。王室によると「彼(ウィリアム王子)はイングランド代表の躍進を熱心にずっと追っている。今は他のイングランド代表サポーターの同じように歴史に名を刻み、トロフィーを持ち帰ってくれることを願っている」とコメントを出している。

 1966年の母国開催以来、優勝から遠ざかっているイングランド代表ではあるが、久々のベスト4進出により国内は熱狂に包まれている。ウィリアム王子からの心強いメッセージを受け取った選手や監督・スタッフたちは堂々と準決勝の一戦に臨むことだろう。