ワールドカップ 代表チーム

アグエロ、アルゼンチン代表引退の可能性についてコメント濁すも…

 マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロは日本時間30日晩に行われたワールドカップ・ロシア大会ベスト16・フランス戦後に代表引退の可能性について語っているようだ。1日、イギリスメディア『City Watch』がこれを伝えている。

 アルゼンチンはフランスとの一戦で壮絶な打ち合いを展開したものの、パリ・サンジェルマンのFWキリアン・ムバッペの2ゴールに屈し、4-3で敗戦したことによりベスト16で今大会を後にした。試合後には河北華夏のMFハビエル・マスチェラーノが代表引退を宣言しており、他にもロシアW杯を最後に代表のユニフォームを脱ぐ選手がいるという見方が広まっている。

 その中、この一戦で後半終了間際に1点差に迫るゴールを決めたアグエロは試合後のインタビューにて「もし彼らが僕を必要としているならば、僕を使うことができるだろう。しかし年齢を考慮すると僕ではなく他の選手が代表メンバーに入ることは明らかだろう」とコメント。今年6月で30歳となった自身が代表から身を引く可能性を否定しなかった。

 ホルヘ・サンパオリ監督と一部選手の間に深い溝があり、空中分解の可能性も指摘されていたアルゼンチン代表だが、指揮官やバルセロナのFWリオネル・メッシをはじめとする主力選手の動向に注目が集まることとなりそうだ。