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【動画あり】マラドーナ氏、逆転弾に喜びすぎて相手サポーターを挑発

 元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏が、ナイジェリア対アルゼンチンの試合で行ったある挑発行為が議論を呼んでいる。27日にイギリス『デイリー・エクスプレス』が伝えた。

 現地時間昨夜に行われたグループDの最終節、ナイジェリア対アルゼンチン。グループステージを逆転突破するためには勝利が絶対条件であったアルゼンチンは、前半14分にFWリオネル・メッシが決めて先制に成功するも、後半6分にPKによって同点に追いつかれた。ところが、後半41分にDFマルコス・ロホが意地のボレーシュートを沈めて逆転に成功し、大逆転での決勝トーナメント進出をものにした。

 一方で、この試合を観戦していたアルゼンチンの英雄であるマラドーナ氏に注目が集まった。その理由は、メッシが先制弾を決めた際には両腕を胸の前でクロスさせて天をいで涙ぐみ、そしてロホが逆転ゴールを奪った際にはなんと中指を立ててナイジェリアのファンを侮辱したのである(下記動画参照)。

 テレビに一瞬だけ映ったのでライブ中継で目にした人もいると思うが、当然この行為は議論を呼んだ。解説者のギャリー・リネカー氏は「このセレブレーションは議論を呼ぶね。彼はあらゆる方面から笑い者にされる危険を犯した」と話し、元イングランド代表のリオ・ファーディナンド氏は「残念ながら大きな話題になるだろう。彼の歩んできたキャリアは素晴らしいものであったが、あのような行為は見るに堪えない」と嘆いた。