アジア ワールドカップ

W杯で喫したアジア勢屈辱の大敗…今大会は躍進できるか?

ロシアワールドカップが昨日いよいよ開幕を迎えた。今大会はアジア各国の苦戦が予想されているが、開幕戦でもサウジアラビアが開催国ロシアに0-5で敗北。日本代表も含めアジア勢にとって先行きが不安な滑り出しとなってしまった。そこで今回は、過去のワールドカップでアジア勢が大敗した試合をご紹介する。

インドネシア(オランダ領東インド)代表

開催年:1938年
対戦相手:ハンガリー代表
スコア:0-6

インドネシア代表はオランダ領東インドとして1938年ワールドカップに出場するも、1回戦でハンガリーに0-6で敗れた。なお、アジアサッカー連盟で最初のW杯出場であった。W杯出場はその1回のみである。


 

韓国代表

開催年:1954年
対戦相手:ハンガリー代表
スコア:0-9

W杯初出場を果たした1954年。韓国代表は当時「マジック・マジャール」と呼ばれ3年間公式戦無敗(32試合)を誇っていたハンガリーと第1戦を迎えたが、ワールドカップ記録となる0-9の大差で大敗を喫した。


 

韓国代表

開催年:1954年
対戦相手:トルコ代表
スコア:0-7

初戦でハンガリーに0-9の大敗を喫した韓国代表は、3日後に迎えた第2戦トルコとの試合でも0-7の敗北。2試合合計16失点で大会を去った。


 

UAE代表

開催年:1990年
対戦相手:西ドイツ代表
スコア:1-5

UAEは1990年イタリア大会でワールドカップ初出場。しかし、コロンビアに0-2、西ドイツに1-5、ハンガリーに1-4と全敗でグループステージ敗退となった。


 

韓国代表

開催年:1998年
対戦相手:オランダ代表
スコア:0-5

フランスワールドカップは韓国代表にとって悲劇の大会となった。開幕戦でメキシコに敗戦した後、第2戦で0-5の敗北。すると、協会は第3戦を前に監督解任。ベルギー戦は1-1と引き分けたが、グループリーグ敗退となった。


 

サウジアラビア代表

開催年:2002年
対戦相手:ドイツ代表
スコア:0-8

ロシアW杯開幕戦で0-5と屈辱的な敗北を喫したサウジアラビア代表だが、2002年に喫した敗北の方が得点差が大きかった。日韓大会で決勝に進出したドイツ代表に0-8の大敗。同試合ではクローゼがハットトリックを記録している。


 

日本代表

開催年:2006年
対戦相手:ブラジル代表
スコア:1-4

第1戦はオーストラリア代表と対戦。先制に成功するも、後半84分から立て続けに3失点し敗戦。第2戦はクロアチア代表と引き分け。勝利が求められる第3戦は強豪ブラジル代表と対戦。前半34分に玉田圭司のゴールで先制するも、その後実力の差を見せつけられる形で4失点。1分2敗で大会を去った。


 

北朝鮮代表

開催年:2010年
対戦相手:ポルトガル代表
スコア:0-7

44年ぶりの本大会出場を決めた2010年南アフリカ大会。初戦のブラジル戦では1-2と善戦したが、第2戦ポルトガル戦では0-7と大敗。最終戦でもコートジボワールに0-3と敗北した。