2018年ロシアワールドカップ開幕を直前に前回大会の2014ブラジルワールドカップで記憶に残った場面を振り返り、皆さんにご紹介する。
カメルーン代表の内輪揉め
カメルーン代表はブラジルW杯開幕を前にカメルーンサッカー協会とボーナスの額で揉めた。グループリーグ第2戦対クロアチア戦では退場者を出すなどチームが崩壊。0-4で大敗を喫しグループリーグ敗退となった。
スパイダーマンのようなケイロル・ナバス
準々決勝まで駒を進めたコスタリカ代表。イタリア代表、ウルグアイ代表、イングランド代表の強豪ひしめく死のグループを首位で通過しブラジル大会一番のダークホースとして大会を盛り上げた。
ファビオ・カペッロの失敗
ロシア代表の監督として2014年のW杯に挑んだカペッロ。優勝したドイツの監督ヨアヒム・レーブの3倍の給与を得ていたが、グループステージでは2分1敗と散々な結果に。決勝トーナメントに進出することはできなかった。
ティム・ハワードの驚異的な活躍
ラウンド16でベルギーに敗れたアメリカだったが、GKのティム・ハワードは驚異的な活躍を見せた。120分間で16セーブを記録し、試合後に彼のウィキペディアは国防大臣と書き換えられた。前アメリカ合衆国大統領のバラク・オバマ氏にも祝福されている。
水分補給で試合が中断
ブラジルW杯では強烈な暑さの中で試合が行われたため、試合中に水分補給の時間が取られた。前半と後半にそれぞれ2分ずつ休憩を挟んだため、監督の才能がより発揮される大会だった。当時オランダ代表監督のルイ・ファン・ファールはメンフィス・デパイのゴールが休憩中の戦術的な指示により生まれたと語っている。
ファリド・モンドラゴン
日本戦でコロンビアのベテランGKモンドラゴンは43歳3日という年齢でスタメン出場を果たした。これは現在までW杯最年長出場記録となっている。
ミネイロンの悲劇
ブラジル国民は未だにドイツに7-1で敗れたことを忘れていない。
噛みつきスアレス
イタリア代表とのグループステージ最終戦でスアレスはジョルジョ・キエッリーニに噛みつくというチン行動を犯した。しかし、彼にレッドカードが提示されることはなかった。スアレスは4ヵ月という記録的な出場停止処分を受けた。
イングランド代表のファンが観戦に費やした費用
・リオデジャネイロ行きの飛行機 1200ポンド(約12万円)
・現地での生活費2000ポンド(約29万円)
・雑費2000ポンド(約29万円)
しかし、イングランド代表はグループステージを突破できず。多くのファンは決勝を前に帰国した。
アジア勢にとっては悲劇に
今大会ではアジアのチームが勝利を収めることは出来なかった。これはアジア初の出来事であり、アジアサッカー連盟(AFC)はノックアウトステージで勝利出来なかった唯一のFIFA連盟になった。
前回大会を倒したオランダ代表
スペイン代表MFシャビ・アロンソが先制点を奪うも元オランダ代表FWロビン・ファンペルシ―のダイビングヘッドを皮切りに合計5ゴールを叩き込みオランダ代表が逆転で4点差をつける試合となった。
メッシのパスとイグアイン
メッシからGKと1対1の状況で何度もパスを受けたイグアインだったが、シュートは何度も枠から外れるなど、貧弱なシュートが続いた。その後、オフサイドからネットを揺らしたが、彼はオンサイドを維持したままパスを受けることができたはずだ。
コメントランキング