ラ・リーガ レアル・マドリード

ロペテギ、スペイン代表解任からレアル監督就任までを語る

 スペイン代表監督を解任されたフレン・ロペテギ監督が14日、レアル・マドリードの新監督就任会見に姿を現した。

 マドリードは12日、フレン・ロペテギ監督が来季からチームの監督に就任することを公式発表。5月にスペイン代表との契約を2020年まで延長したばかりだったロペテギ監督にスペインサッカー連盟のルイス・マヌエル・ルビアレス会長が激怒。「我々が知ったのは発表の5分前だった」などと怒りを表し、解任を発表した。

 そんなロペテギ監督はマドリード新監督就任会見で「最大限の要求を課すクラブにやって来たことは分かっている。やるべき仕事はたくさんある、だけど私はこの大きな挑戦に臨めると感じているんだ。マドリーが持つ独独の力強さはクラブに加わった瞬間からかみしめているよ。クラブが成長し続けるために大切な財産である選手たちを管理出来ることを確信している。私たちはすべてを勝ち取ることを求めている」とコメント。

 また、ロペテギ氏はスペイン代表解任からマドリード就任までの出来事を「昨日はおそらく、私の母が亡くなって以降、人生において最も悲しい日だった。だが、今日は人生の最高の日だ」と表現した。さらに続けて「今は全員に対して感謝を送りたい。私はマドリード家族の一員だ。本当にありがとう。私は皆の求めることに応じて行いきたい」と前向きに語った。

 新監督が決まったマドリード。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの話し合いや来シーズンへ向けての補強などにようやく力を入れることが出来るだろう。