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電撃解任!スペイン代表からレアル・マドリードへ。フレン・ロペテギ監督とは何者か…?

今回はレアル・マドリードの新指揮官に就任することが発表され、スペイン代表監督を解任されたフレン・ロペテギ氏のキャリアをご紹介したい。


 

現役時代:レアル・マドリード

期間:1988-1991

レアル・マドリードの下部組織出身であるロペテギだが、レギュラーポジションを獲得することは出来ず他クラブに活躍の場を移している。レアル・マドリードでは1989/1990シーズンの優勝決定後に行われたアトレティコ・マドリードとの試合(3-3の引き分け)で1試合出場を果たしている。


 

現役時代:バルセロナ

期間:1994-1997

1994年、バルセロナの正GKだったアンドニ・スビサレッタがバレンシアに移籍すると、ロペテギがスビサレッタの後釜としてバルセロナに移籍。長い間スビサレッタの控えを務めたカルレス・ブスケ(現バルセロナMFセルヒオ・ブスケツの父)とポジション争いを繰り広げたが、結果的にはポジション争いに敗れ、5試合の出場に留まっている。


 

現役時代:スペイン代表

期間:1994

1991年にログロニェスへ移籍するとレギュラーを獲得。好パフォーマンスを披露してチームを昇格に導くと、1994年3月23日にバレンシアで行われたクロアチアとの親善試合で、アンドニ・スビサレッタと交代出場してスペイン代表デビューを飾った。同年にはFIFAワールドカップのメンバー入りを果たしている。


 

指導者:レアル・マドリード下部組織

期間:2008-2009

ラージョ・バジェカーノの監督として指導者の道を歩み始めるも解任され、、ユース時代を過ごしたレアル・マドリード下部組織の監督に就任。セグンダ・ディビシオンB(3部)で6位につける好成績をおさめた。現マラガのアルベルト・ブエノやハンガリー代表のスターであるアダム・サライが活躍していた。


 

指導者:U-19スペイン代表

期間:2010-2013

U-19スペイン代表を率いて2012年にUEFA U-19欧州選手権で優勝。ヘセ・ロドリゲスやサウール・ニゲス、ジェラール・デウロフェウ、スソなどが活躍している。


 

指導者:U-21スペイン代表

期間:2012-2013

U-21スペイン代表を率いて2013年にUEFA U-21欧州選手権で優勝。イスコ、コケ、ダビド・デ・ヘア、チアゴ・アルカンタラら現代表の主力メンバーを指導している。


 

指導者:ポルト

期間:2014-2016

トロフィーを獲得することは出来なかったが、カゼミーロ、アレックス・サンドロ、ダニーロらをビッククラブに輩出するなど若手育成で名をあげている。


 

指導者:スペイン代表

期間:2016-2018

2016年欧州選手権決勝トーナメント1回戦でイタリア相手に0-2の敗戦。ビセンテ・デル・ボスケ前監督の後任として欧州選手権後に就任したロペテギは見事にチームを立て直した。W杯予選を含めて就任後、14勝6分けと20試合連続無敗記録を樹立。全試合で得点を奪った点も高く評価されている。


 

指導者:ワールドカップ前に解任

期間:2018

20戦無敗と圧倒的な成績を残していたが、FIFAワールドカップロシア大会開幕1日前にまさかの解任。来季、レアル・マドリードの指揮官に就任することが発表されたタイミングが解任に影響したと考えられている。


 

指導者:通算成績

試合: 179
勝利: 113
引き分け: 38
敗戦: 28
得点: 375
失点: 154
得失点: +221
勝率: 63%
敗率: 16%

獲得タイトル:UEFA U-19欧州選手権、UEFA U-21欧州選手権