セリエA パルマ

ペルージャ訪問の中田英寿氏、さらに古巣2クラブに顔を出し歓迎受ける

 かつてペルージャ、ローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナなどに所属し、多くの功績を残してきた中田英寿氏がペルージャに続き、ローマとパルマのクラブ施設も訪れたようだ。6日、両クラブ公式サイトがこれを伝えている。

 中田氏は2000年1月にペルージャからローマに加入すると、当時のイタリア代表FWフランチェスコ・トッティとポジション争いを演じ、2000/01シーズンにスクデット獲得に大きく貢献。そして2001年夏にパルマへ加入し、2004年1月にボローニャへレンタル移籍するまで約2年半に渡ってプレーしていた。

 同氏はペルージャを訪問し、セリエA昇格への応援の言葉を残した後に、ローマのフルビオ・ベルナルディーニ・スポーツセンターを訪問し、その後には今季3年ぶりとなるセリエA復帰を果たしていたパルマにも訪れており、両クラブともにクラブ公式サイトを通じて“レジェンド”の訪問を大々的に報じていた。

 引退後はフットボール界から少し距離を置き、日本文化の発信をはじめ様々な業界に身を置いてきた中田氏だが、今回の古巣訪問にはクラブ関係者も驚きを隠せなかったことだろう。