プレミアリーグ トッテナム

トッテナム指揮官ポチェッティーノ、5年契約締結でレアル行き消滅

 トッテナム・ホットスパーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は日本時間24日深夜、クラブと新契約を結んだようだ。24日、クラブ公式サイトが伝えている。

 ポチェッティーノ監督は2013/14シーズンに日本代表DF吉田麻也所属のサウサンプトンをクラブ史上最高順位となる8位に導くと、その手腕が高く評価される形で2013年5月末に5年契約でトッテナム指揮官に就任。すると毎シーズン5位以内という好成績を収め欧州カップ戦に出場するのみならず、2015/16シーズンには日本代表FW岡崎慎司所属のレスター・シティと、そして2016/17シーズンにはアントニオ・コンテ監督率いるチェルシーと優勝争いを演じた。

 一方ポチェッティーノ監督は、今季序盤にリーグ戦で苦戦を強いられていたレアル・マドリードがジネディーヌ・ジダン監督の後任候補にリストアップするなど去就が不透明と伝えられていた。またシーズン終盤には同監督の後任として2シーズン前にレスターを優勝に導いたクラウディオ・ラニエリ監督の名前が挙がっていた。

 しかしクラブはポチェッティーノ監督の去就を巡る噂に終止符を打つかのように、2023年までの5年契約を新たに結んだことを発表している。同監督はこの契約延長について「我々がクラブの歴史において1つの最も重要な時期にアプローチし、そして新たな長期契約にサインできたことが非常に名誉だ」と喜びのコメントを残している。