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インテル、アルゼンチンの“新鋭”FWがメディカルチェック入りへ

 アルゼンチン1部・ラシン・クラブのU-20アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが日本時間25日晩にもインテル加入へメディカルチェックを行うようだ。25日、『フットボール・イタリア』をはじめ複数のイタリアメディアが一斉に報じている。

 ラウタロ・マルティネスは今季はここまで公式戦24試合に出場し、17ゴールをマークしている。またロシア行きは惜しくもかなわなかったものの、アルゼンチン代表のホセ・サンパオリ監督がメンバー決定直前まで招集の可能性を考慮していたと伝えられるなど、同選手の能力は周囲から高く評価されていた。

 またラウタロ・マルティネスは以前からインテルをはじめボルシア・ドルトムントなど複数の欧州のビッグクラブが関心を示していたものの、以前からインテルへの加入を決断したと伝えられており、移籍金は3200万ユーロ(約42億円)にのぼるものとみられる。

 同選手は日本時間24日晩にミラノのマンペルサ空港に到着。多くのファンやメディアの出迎えに遭ったものの何も語ることなく、そのまま空港を去った模様。なおメディカルチェックは25日晩にも行う見通しであり、インテルは今週末にも獲得を公式発表する可能性が高いようだ。

 インテルは今季は最終節におけるラツィオとの直接対決を制し、久しぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。来季はCLとリーグ戦を並行して戦うため、更なる選手層強化が課題となっており、ラウタロ・マルティネスが今夏の補強第1号となりそうだ。