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ハリル氏、仏メディアで心境告白「自信を失ったのはむしろ私」

 元日本代表監督バヒド・ハリルホジッチ氏が19日、フランスメディア『フランスフットボール』で現在の心境を語った。

 日本サッカー協会(JFA)は4月9日に緊急記者会見を開き、バヒド・ハリルホジッチ監督の解任を公式発表。ワールドカップまであと2か月というタイミングでの解任劇に国内のみならず海外でも話題を集めた。

 そんなハリル氏は同メディアで現在の心境を告白。「私は真実をまだ知らない。JFAは議論したくないと主張してるが、ワールドカップのために3年間仕事してきて、本大会で指揮させてもらえない理由を私は知りたい」

 続けてハリル氏は「一部の選手が自信を失ったようだが、自信を失ったのはむしろ私の方だ」とコメントを残した。また「私はグループステージを突破し、決勝トーナメントへ進めるチームを作りたかった。まだ最終的な23人は決めていなかったけどね」とW杯への思いを語った。

 最後にハリル氏は「ショックだったが、サッカーと仕事への情熱はむしろ高めることができた」とこれからも監督業に挑むことを明言。「代表とクラブを合わせて1ダース(12件)ほどのクラブからオファーがある」と明かし「慎重に考えるよ」と将来についてコメントを残した。