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サッカー協会に煽られたケイン、不快感を露わにする

 トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインは、イングランドサッカー協会(The FA)が自身を皮肉るようなツイートをしたことに関して不快感を露わにした。3日にイギリス『BBC』が報じた。

 先月21日に行われたFAカップの準決勝、マンチェスター・ユナイテッド対トッテナムの一戦は2-1でユナイテッドが勝利し、決勝進出を決めた。ただ、試合後にFAがツイートした内容が物議を醸していた。

 そのツイートは、ユナイテッドのイングランド代表DFクリス・スモーリングに対して「クリス、君のポケットの中に入っているものは何だい?」と尋ねると、スモーリングが「ハリー・ケインさ」とGIF動画で答えるものだった。。

 いくらケインが封じられていたとはいえ、それを揶揄するようなツイートを行ったことに対してトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は「恥知らず」と非難。更にケイン自身も「監督にこの件について伝えると、監督は『自国の選手に対してあんなことをする国があると思うかい?おそらく無いね』と言った。あのツイートは馬鹿げているよ。誰が見てもわかる」と不快感を露わにした。

 結局FAは謝罪し、当該ツイートを削除した。まさに“己の欲せざる所は人に施す勿れ”という孔子の言葉が相応しい事例だった。