プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

デ・ヘア、ファン・ハールが残っていたら退団していた?

 マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが2014年から2016年まで同チーム指揮官を務めていたルイ・ファン・ハール監督との確執を認め、退団も視野に入れていたことが分かった。28日、英紙『デイリー・メール』が伝えている。

 デ・ヘアは『デイリー・メール』のインタビューで「今、ユナイテッドはうまくいっていると思う。この状態をキープしてFAカップは獲得しなければならない」と今シーズン残すところ獲得できるタイトルはFAカップのみという現状に危機感を露わにした。

 そして「タイトルは我々が切望しているものだ。ユナイテッドはいずれプレミアリーグでチャンピオンの座に戻るべきさ。ユナイテッドにはメンタルに優れた監督が欠かせない。アレックス・ファーガソンにはそれがあったね。もちろん、ジョゼ・モウリーニョもそれを持っていると思う」と両監督について言及した。

 続けて、デ・ヘアはファーガソン監督が退任した当時を振り返り「ファーガソンが退任してからはいろいろと厳しいかったね。ファン・ハール体制では奇妙な状況に陥った。おそらく彼がそのまま残っていたら、私は今ユナイテッドにいないだろう」と述べている。

 ファン・ハール監督は2015-16シーズンのFAカップ優勝後2日で解任を言い渡されており、以前から同監督とデ・ヘアの間に確執があったと伝えられていた。