ラ・リーガ レアル・マドリード

レアルの守護神ナバス、新GK獲得に反対せず「競争は受け入れる」

 レアル・マドリードに所属するコスタリカ代表GKケイロル・ナバスは、クラブが新守護神を獲得することは問題ないとの見解を示した。23日にスペイン『マルカ』が伝えた。

 2014年にブラジルで開催されたワールドカップでのコスタリアの躍進を支えた1人であるナバスは、同夏の移籍市場でレバンテからレアル・マドリードへとステップアップを果たした。移籍当初は元スペイン代表GKイケル・カシージャスの控えに甘んじていたが、同選手の退団後は守護神として最後尾からチームを支えている。

 ただ、クラブはナバスのパフォーマンスに納得できていないとの噂が最近飛び交っており、新GKの獲得も頻繁にささやかれている。そんな状況で、同選手は以下のように話し、クラブが新たにGKを獲得することは問題がないとの見解を示した。

「僕は誰も獲得するなと言ったことは一度もない。僕はマドリードの出身ではないけれど、クラブの色を十分に理解できているし、日々このクラブに恥じないよう努力している」

 また、フロレンティーノ・ペレス会長は次のように述べ、ナバスを信頼していることを強調した。

「彼はマドリードのメンタリズムを持っている。彼のお陰で数々のタイトルを手にする事ができている。周りの人が何と言おうが、我々は今後も彼と共にある。これからもクラブの成功と歴史を支え続けて欲しい」

 マドリードの今後のGKに対する動きに注目が集まる。