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メッシ、セビージャが大好物?国王杯決勝戦を前にデータで分析

 日本時間22日、4時30分時からコパ・デル・デイ決勝戦、セビージャ対バルセロナの試合がキックオフされる。今回はこの試合に関してのデータを調べていく。

 バルセロナにとって今シーズン最初のタイトル挑戦となる国王杯決勝。これまで大会最多の29回の優勝を誇る同チームが優勝となれば4連覇となる。

 そんなバルセロナとセビージャの1993年からの対戦成績は、バルセロナが33勝、セビージャが11勝、引き分けが11戦。今シーズンの対戦だけ見るとバルセロナ1勝1分となっているが、セビージャは今季守備が安定しているバルセロナから2戦で3得点を挙げており、チャンピオンズリーグでマンチェスター・ユナイテッドを飲み込んだその得点力は脅威となるだろう。

 しかし、バルセロナはマドリードで行われた決勝戦を得意としている。最後に負けたのは32年前。カルデロンで行われたサラゴサとの対戦(1−0)して以来、マドリードで行われた国王杯決勝で敗れていない。

 一方、セビージャは21世紀に入ってから4回目の決勝戦。そのうち3度の優勝を決めている。唯一の敗戦は2016年バルサロナに延長戦の末に敗戦を喫した。

 そしてこの試合、最も注目すべきはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。同選手はキャリアの中で33回セビージャと対戦し30ゴールを決めている。この数字はどのチームとの対戦より多い記録だ。

また、バルセロナが出場した17回の決勝戦で14ゴールを挙げている。さらにメッシは11回の大会決勝で得点を決め、その11回はいずれもバルセロナの勝利で終わってあり、彼のゴールは優勝を左右する決定打となっている。

 CL敗退で残すタイトルは国王杯とリーグ優勝のみとなったバルセロナ。今季初タイトル獲得の鍵はメッシが持っているのかもしれない。