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シャペコエンセ、想いの詰まった“特別”アウェーユニを発表

 シャペコエンセは、隣国コロンビアからの支援に感謝の意を示すため、新しいアウェーユニフォームに国旗をあしらったようだ。17日にイギリス『サン』がその詳細を伝えている。

 2016年に起きた、ラミア航空の墜落事故。クラブ史上初のコパ・スダメリカーナ決勝を戦うため、敵地で行われる予定であった1stレグに向けて移動している最中に突然悲劇が襲った。その結果、選手や監督、クラブ首脳陣、報道陣など計71人が帰らぬ人となってしまった。

 この悲劇を乗り越えたシャペコエンセは現在、ブラジル・セリエA(1部リーグ)で戦っている。そんな中、クラブは新たなアウェーユニフォームを発表した。

「平和と調和を後世に」をコンセプトに白色を基調としており、胸の部分にはコロンビアからの支援に対する敬意を表するために同国の国旗を配置した。

 クラブは「情熱はサッカーを動かし、そして何事も克服する事ができるようなモチベーションを与えてくれる。ユニフォームは我々のファンとコロンビアの団結を表している。心にその情熱を留めておくためにもこの様な配置にした」と、その経緯を明かした。