ラ・リーガ セリエA

DR.TRIBE【試合診断書】CL準々決勝2ndレグ レアル・マドリード対ユベントス

日本時間12日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグ、レアル・マドリード対ユベントス。

今回は試合におけるマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)、ザ・ハード・ワーカー(THW)、モースト・ディサポインティング・プレーヤー(MDP)を選出し、監督と主審についての分析、評価をする。

マドリードMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):クリスティアーノ・ロナウド

いつものような素晴らしいパフォーマンスを見せたわけではなかった。全てのチャンスを逃したが、PKのキッカーを務めそれを決めることでマドリードを準決勝に導いた。

マドリードTHW(ザ・ハード・ワーカー):トニ・クロース

パスの配給者として非常にいい活躍を見せた。時折ディフェンス面でも活躍。しかし彼の怠慢さにより、ドウグラス・コスタとケディラを捕まえられず、2失点を喫した。

マドリードMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):カゼミーロ

非常に出来が良くなかった。アンカーとしてユベントスの攻撃を止められなかったし、1失点目の責任は彼にある。前半だけの出場にとどまったことにもうなずける。

ユベントスMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):マリオ・マンジュキッチ

2得点を挙げ、チームに勢いをもたらすと共に、攻守にわたって献身的で素晴らしいプレーを見せた。フットボールにおいて、不可能なことなど無いと自信で証明して見せた。

ユベントスTHW(ザ・ハード・ワーカー):ジョルジョ・キエッリーニ

マドリードが自由にヘディングできなかったのは、彼の存在が大きい。驚異的だった。しかし、残念なことにラストのシーンでバスケスへヘディングでパスを送ったC・ロナウドを打ち倒すことはできなかった。

ユベントスMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):対象者なし

マドリード監督:ジネディーヌ・ジダン

4-4-2のシステムは前半はうまくいかなかった。マドリードのサイド攻撃は簡単に止められていた。何人かの選手のパフォーマンスがよくなかったことを気にして(たぶん彼らはすでに勝ち抜きが決定したと思っていた)、ジダン監督は後半にいくつかの交代を行った。アセンシオとバスケスは創造性をもたらしたが、ユベントスのディフェンダーが全員いいプレーをしていたため、なかなか得点を奪えなかった。しかし最後まで攻め抜いたことでそれが報われる結果に。PKが議論の余地があるものだったとしても、彼らが延長戦の前に勝負を決めようとしなければ、起こりえなかった。

ユベントス監督:マッシミリアーノ・アッレグリ

マンジュキッチを左サイドで起用したことは正解だった。カルバハルとのミスマッチが生まれ、空中戦に勝ち続けた。しかし、ラスト10分の間に彼らはマドリードを押し返すことができなかった。残り10分間で交代枠を使わなかったことには、質問が飛ぶかもしれない。

主審:マイケル・オリバー

たぶんPKの判断は正しかった。しかしこの試合がCL準々決勝だということを忘れている。ほんの些細なことが、彼の評判を傷つけてしまうのだ。

名前:菊池大将
趣味:サッカー観戦、映画鑑賞、読書
好きなチーム:ACミラン
幼少期に父親の影響でミランが好きになりました。アイドルはシェフチェンコ。パッション、データ、経済、カルチャー、サッカーの持つ様々な表情を見るのが好きです。よろしくお願い致します!

筆者記事一覧