バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタは今季終了後にクラブを離れるかもしれない。11日、スペインメディア『フットボール・エスパーニャ』がこれを伝えている。
イニエスタの去就を巡っては、昨年10月にクラブとの「生涯契約」にサインして退団の噂を一蹴したと伝えられていたものの、ここに来て中国移籍の可能性が取りざたされるなど去就が不透明となっている。一方、バルセロナは日本時間11日未明にローマのホーム・スタディオ・オリンピコで行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグでローマ相手に0-3と敗れ、アウェイゴールの差で今大会から姿を消している。
ローマでの試合後、イニエスタは「非常に痛い敗戦だ。(1stレグでの結果を踏まえると)我々がこのようなことになると予期さえしていなかった」と語っており、ベスト8でのCL敗退にショックを隠せない様子を露わにしている。また同選手は今夏の去就についても触れており「自身にとってバルセロナでの最後のCLとなる可能性? あるかもしれないね、しかし今夜は僕の今後について話すのに適切なタイミングではない」とコメント。今季終了後のクラブ退団の可能性が残されていることを明らかにしているようだ。
イニエスタは2003/2004シーズンにトップ昇格を果たすと以降15シーズンに渡って中盤の要として必要不可欠な存在となると同時に、クラブの顔としてサポーターから親しまれていた。同選手は昨夏も去就問題に揺れたが、今夏も自身の今後について熟考することとなりそうだ。
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