プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンUの新星ラシュフォード、今夏での退団を考える。

 マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWマーカス・ラシュフォードは、ある理由でクラブを退団する可能性があるようだ。10日にイギリス『デイリー・エクスプレス』が報じた。

 2016年2月25日に行われたヨーロッパリーグの対ミッティラン戦の2ndレグで、フランス代表FWアントニー・マルシャルが負傷したことにより、当時クラブを率いていたルイ・ファン・ハール監督に急遽先発メンバーに抜擢されたラシュフォード。同選手はこの試合がデビュー戦であったのにもかかわらず2ゴールを挙げ、1stレグを1-2で落としていたチームを見事に救った。

 この一戦を機にクラブに欠かせないストライカーへと成長したラシュフォードだが、今冬にその状況が一変した。アーセナルからチリ代表FWアレクシス・サンチェスが加入したことにより、ポジションが被ってしまう同選手はベンチを温める機会の方が多くなってしまった。

 そんなラシュフォードは、モウリーニョ監督がユナイテッドを率いている限りこの状況は好転しないと考えているようで、常に先発メンバーに名を連ねたいと思っていることから出場機会を得るために退団を視野に入れ始めたという。果たして今夏、ワンダーボーイが移籍することになるのだろうか。注目が集まる。