ブンデスリーガ ボルシア・ドルトムント

ドルトムント、来季に向けバチュアイの買取よりもアルゼンチン若手FW獲得を優先

 ドルトムントはベルギー代表FWミシー・バチュアイを、来季以降のストライカーの第一候補としては見ていないようだ。19日、ドイツ誌『キッカー』が報じた。

 冬にチェルシーから期限付き移籍で加入したバチュアイは、公式戦11試合で8得点と結果を残している。しかし戦術に必ずしもフィットせず、好不調の波が激しいベルギー代表ストライカーはクラブから絶対の信頼を得られている訳ではない。

 またチェルシーからの買取には少なくとも6000万ユーロ(約78億円)の高額な移籍金が必要になると見られている。

 そこでクラブが注目しているのが、アルゼンチンのラシン・クラブでプレーする20歳の若手FWラウタロ・マルティネスだ。最近数か月でスカウトが視察を行い、バチュアイより高い評価を得ているという。

 アルゼンチンのU-20代表でもプレーするマルティネスにはインテルも興味を示しており、ドルトムントは約3300万ユーロ(約43億円)のオファーを準備している。