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マクトミネイ、代表はスコットランドを選択。イングランド代表召集を蹴る

 マンチェスター・ユナイテッドMFスコット・マクトミネイはジョゼ・モウリーニョ監督の信頼を得て、成長を続けている。そのこともあり、イングランド代表召集を受けていたのだが同選手はこれを拒否したようだ。4日、英紙『サンデータイムズ』が報じている。

 マクトミネイはイングランド出身だが、そのルーツをスコットランドにもつ。そのため同選手はイングランド、スコットランドの両国で代表入りする権利をもつ。もちろんどちらか一つを選択しなくてはいけない。

 最近の活躍もあり、イングランド代表のガレス・サウスゲート監督は同選手のイングランド代表入りを望んでいた。そして、スコットランド代表のアレックス・マクリーシュ監督もマクトミネイのスコットランド代表召集を目指していたのだ。

 サウスゲート監督は2日に、そしてマクリーシュ監督はその前に同選手との会談を持っていたようだ。サウスゲート監督はマクトミネイを将来性のあるサブとして、u-21イングランド代表からのスタートを同選手に提示した。

 対して、マクリーシュ監督は代表の中盤の要の選手としての“オファー”を提示したようだ。マクトミネイはスコットランド人であることを誇りに思う父の影響もあり、以前よりスコットランド代表入りを希望していた。

 そのため、スコットランド代表を最終的に選択したようだ。マクトミネイは5日のクリスタル・パレス戦の先発出場がほぼ確実視されている。