海外日本人選手

森岡、アンデルレヒト移籍後初ゴールを含む2得点。PKも獲得で6試合ぶり勝利に貢献

 アンデルレヒトの日本代表MF森岡亮太が25日、ロイヤル・エクセル・ムスクロン戦にフル出場し2得点を挙げる活躍を見せた。

 移籍後4試合目の出場となった森岡は26分、ロングボールからペナルティエリア内でMFピーター・ゲルケンスが繋いだボールをゴール前で押し込み、先制点を奪う。このゴールはアンデルレヒトで背番号10を背負っての初得点となった。

 さらに前半終了間際には右サイドからのパスを受けてペナルティエリア内に侵入すると、いったんはDFに奪われたかに思われたボールをリカバーし、後ろから倒されてPKを獲得した。このPKをFWウカシュ・テオドルチュクが沈め、アンデルレヒトはスコアを2-0とした。

 チームは後半にリードを一時4点に広げながら、立て続けに3失点を許す嫌な展開。しかしこの流れを断ち切ったのも、森岡だった。

 後半終了間際に最前線に抜け出すと、相手GKがクリアし損ねたボールを冷静にボレーでゴールに流し込みこの日2点目となるダメ押しゴールを決めた。

 チームに5試合ぶりの勝利をもたらし今季のリーグ通算得点を9に伸ばした森岡にとっては、新天地で大きな一歩を記す一日となった。