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森岡亮太、新天地アンデルレヒトで先発デビュー。先制点アシストもPK失敗で初得点ならず

 ワースラント=ベフェレンからアンデルレヒトへ移籍した森岡亮太が4日、メヘレン戦に先発出場し新天地でのデビューを果たした。
 
 4日前に移籍が成立したばかりの森岡は10番を背負ってピッチに立つと、10分にロングボールから左サイドを抜け出す。左足で上げたクロスはゴール前のシルべル・ギャンブラにぴたりと合い、さっそく先制点をアシスト。新たなチームメートと喜びを分かち合った。

 その後はアウェイのメヘレンが反撃を見せ、アンデルレヒトはディフェンダーのクリアミスによる不運なオウンゴールもあり逆転を許してしまう。それでも57分にはギャンブラが高い打点からこの日2点目となるヘディングシュートを決め、同点に追いついた。

 2-2で迎えた79分、森岡がペナルティエリアに侵入したところを後ろからディフェンダーに倒されPKを獲得する。自らボールをセットした森岡はゴール左隅を狙ってシュートを放つが、枠外に外してしまいデビュー戦で移籍後初得点とはならなかった。

 試合はこのまま2-2で終了。最下位のメヘレンを相手に勝利を逃し、森岡にとっては最高のデビュー戦とはならなかった。