リーグ・アン ブンデスリーガ

マンUが獲得を目論む中盤の5選手とは。各国ビッグクラブとの争奪戦を制することはできるのか

マンチェスター・ユナイテッド 写真提供:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドは、今冬アーセナルからチリ代表FWアレクシス・サンチェスを獲得した。これにより、攻撃陣を補強することに成功したジョゼ・モウリーニョ監督は、次の補強ポイントを中盤に設定したという。様々な選手がターゲットとして噂されているが、21日にイギリス『ザ・サン』が5人の有力候補を挙げているので紹介したい。

ジャン・セリ
 ニースに所属するコートジボワール代表MFセリは、来夏にはリーグ・アンを離れるのではないかと囁かれている。チェルシーに所属するフランス代表MFエンゴロ・カンテにプレースタイルが似ているということもあって、プレミアリーグでの適応は問題ないとみられているが、バルセロナやマンチェスター・シティも同選手の獲得を目指しているという。

カルロス・ソレール
 まだ21歳のスペインU-21代表MFソレールは、今季のバレンシアの躍進に貢献している。契約解除金は8000万ユーロ(約106億円)であるものの、ユナイテッドは5100万ユーロ(約68億円)で獲得可能と見積もっているようだ。マンチェスター・シティに所属するスペイン代表MFダビド・シルバのようなプレースタイルであることから、イングランドに適応できると考えているという。

ダニーロ・ペレイラ
 ポルトに所属するポルトガル代表MFダニーロは、2015年にポルトへ移籍して以来、100試合以上に出場している。守備的MFとして、フィジカルを上手く利用したプレーで攻守に渡り存在感を放っている。昨年、クラブとの契約を更新した同選手の契約解除金は6000万ユーロ(約80億円)となっている。

ユリアン・バイグル
 今季、ドルトムントで輝きを放っているドイツ代表MFバイグルは、昨年から各国ビッグクラブが熱視線を送っている。特にバルセロナは、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツの後釜として最適であると考えているようで、争奪戦になるとみられている。

アルトゥール
グレミオに所属するブラジル代表MFアルトゥールもバイグルと同様、バルセロナが熱視線を送っていると言われている。同選手は昨シーズン、93.1%という驚異のパス成功率を記録しており、モウリーニョ監督が望んでいるとされている後方から押し上げる能力を備えていることから、ユナイテッドも獲得レースに参加するのではないかとみられている。