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ベンゲル監督がELでのエジル起用を明言。スウェーデンの人工芝と寒さは問題なしと強調

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が14日、現地時間15日に行われるUEFAヨーロッパリーグ・ベスト32のエステルスンド戦の前日会見に臨んだ。クラブ公式サイトが伝えている。

 グループステージでは起用されなかったドイツ代表MFメスト・エジルについて「明日プレーする」と明言したベンゲル監督は、「今週末は試合がないので、次の公式戦まで1週間空く。選手たちが実戦のレベルを保つことは重要だ」と日程面を理由に挙げた。

 一方でMFジャック・ウィルシャー、DFローラン・コシールニー、GKペトル・チェフ、そしてEL出場資格のないFWピエール=エメリク・オーバメヤンはスウェーデン遠征に帯同していない。英『スカイ・スポーツ』によれば、オーバメヤンの代役としてはFWダニー・ウェルベックが起用される見込みだという。

 またアウェイでの第一戦の不安材料として、エステルスンドの人工芝のピッチとナイトゲームの寒さが挙げられるが、ベンゲル監督はあまり心配していないようだ。

「我々はときどき室内の3G(の人工芝)でプレーしている。ここのピッチは4Gだし屋外なので違いはあるが、大きな問題にするべきではない」

「この種類のピッチでは練習していないので、すぐに適応する必要がある。我々の戦術レベルであればすぐに適応できるはずだ。今は気温もロンドンと大して違わないし、ここのように寒い風があるので、気温が大きな問題になるとは思わない」

 試合は日本時間の16日午前3時に開始される。