プレミアリーグ トッテナム

ベンゲル、ダービー敗戦の痛さを認める。トップ4フィニッシュに暗雲立ち込める

 10日に行われたプレミアリーグ第27節、トッテナムとのノースロンドン・ダービーに敗れたアーセナルのアーセン・ベンゲル監督が試合後のインタビューで「負けてはいけない試合だった」と認めた。イギリス「スカイ・スポーツ」などが伝えている。

 ハリー・ケインのヘディングによる1点で敗れたアーセナルのベンゲル監督はこの敗戦により、4位に浮上したトッテナムとの勝ち点差が8に開き来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に暗雲が立ち込めている。

「負けてはいけない試合だった」

「4位フィニッシュをより難しいものにしてしまったが、チャンスがある限り闘わなければいけない。ダービーであること以上に痛い敗戦だった。だから非常に失望している」

 また、この敗戦により昨シーズンのマンチェスター・ユナイテッドはプレミアで4位に入れなかったものの、UEFAヨーロッパリーグを優勝することでCLの出場権を獲得したようにEL優勝を目標にするかと問われたベンゲル監督は「安易すぎる」と答え、こう続けた。

「フットボールは3試合をこなしてそのあとの1試合に集中できるよなものではない。ユナイテッドは準決勝に進出した時点でELにフォーカスすることを決断した」

「まだ準決勝からは遠すぎるしリーグ戦も巻き返しを狙わなければならない。私にとって極めて残念な結果だった。なぜならトップ4でフィニッシュしてCL出場権を獲得することを優先しているからね」