ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

国王杯決勝戦スタジアムはワンダ・メトロポリターノに決定。アトレティコの本拠地

 バルセロナとセビージャがぶつかるコパ・デル・レイの決勝戦は4月21日に行われる。そして12日、その決戦の場所がスペインサッカー連盟(RFEF)から発表された。12日、英紙『デイリー・メイル』が報じている。

 この決勝戦はアトレティコ・マドリードの本拠地スタジアムであるエスタディオ・ワンダ・メトロポリターノで開催されることが決定した。このスタジアムは昨年9月にオープンしたばかりだ。2019年のチャンピオンズリーグ決勝の地になることも決まっている。

 もちろん同スタジアムでコパ・デル・レイ決勝が行われるのは初めてだ。しかし、アトレティコの前スタジアムであるエスタディオ・ビセンテ・カルデロンでは、ここ2年間の決勝戦が2回行われている。

 昨季のビセンテ・カルデロンで行われたバルセロナ対デポルティーボ・アラベスでは空席が目立った。その為、RFEFはチケットの料金を昨季より安く設定する予定だという。

 コパ・デル・レイの最多優勝記録29回を保持するバルセロナは、大会史上初めて5季連続で決勝に進んだクラブとなった。優勝回数記録更新を狙って素晴らしい試合を見せてくれるだろう。

 対するセビージャも、全力でそれを阻止し優勝を狙うはずだ。もし成功すれば元ミラン監督で、就任したばかりのビンチェンツオ・モンテッラ監督にとってスペインでの初タイトルとなる。

 このワンダ・メトロポリターノで4月21日にトロフィーを勝ち取るのはどちらだろうか。両チームの素晴らしい戦いに期待したい。