ラ・リーガ バルセロナ

ボルダラス監督、アウェイでの首位バルセロナとの引き分けに大きな手応え

 日本代表MF柴崎岳が所属するヘタフェが、リーガ首位のバルセロナが11日の第23節で対戦し0-0で引き分けた。この引き分けにヘタフェのホセ・ボルダラス監督は大満足しているようだ。11日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 未だに今季リーガで無敗を誇るバルセロナ相手に、カンプ・ノウで引き分けに成功することは大きな結果であることには間違いない。しかもそれがリーガ11位のチームとなるとなおさらである。

「ヘタフェは普通のチームなんだ。でも、私たちは素晴らしい試合をしてバルセロナの決定機を制限するのに成功した」

 試合後の会見でボルダラス監督はこう語った。同監督は試合でのヘタフェの守備に大満足しているようだ。そして、その“成功”の原因の一つはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの動き制限に成功した為だと言及している。

「色々な選手が交互にメッシのマークにつくようにしたんだ。バルセロナの決定機はメッシを通して作られていたしね」

「確かに彼も人間だよ。でも、今日のヘタフェは称賛に値するとおもう。私たちは世界最高の選手を抑えることに成功した」

 ヘタフェはこの引き分けの勝ち点1によって順位を一つあげ10位になった。同クラブは19日の次節、セルタ・デ・ビーゴと対戦する。