アジア Jリーグ

川崎、世界王者へ。小林悠が優勝に自信「王者になることしか考えていない」

 川崎フロンターレのキャプテンを務める小林悠はJ1リーグ王者として臨む今シーズンのアジア・チャンピオンズリーグでは優勝することだけを目指していると「The AFC.com」に語った。

 フロンターレは今シーズンのACLグループステージで蔚山現代、メルボルン・ビクトリー、上海上港と同じグループFに入った。今月14日に行われる初戦で対戦するのはフッキやオスカルを有する上海上港だ。

 「初戦は特に大事。決勝トーナメントに進むためにはいい準備をしなければいけない。上海には経験豊かで素晴らしい選手たちがいる」

 こう語った小林悠はファーストレグを3-1で勝利しておきながら2戦合計5-4で浦和レッズに敗れた昨シーズンの準々決勝を振り返った。

 「本当に失望した。でもそのあとは日本の代表としてのレッズを応援したんだ」

 「日本のクラブが優勝したことがとても嬉しかった。今シーズン、僕たちはタイトルを獲得する自信がある。他のクラブのことは考えていないよ。自分たちが王者になることしか頭にない」

 今オフに獲得した新加入選手について鬼木達監督は満足しているようだ。

 「新加入選手たちはクオリティがあるし精神的にも強い。彼らの素晴らしいパフォーマンスを見るのが楽しみだよ」

 「準々決勝で敗れたことはとても残念だったけれど、僕たちは成長しているしファンの皆さんによりいいチームになったことを証明できると思う」

 「2018年シーズンに向けて新しいチームを構築することに集中してきた。僕たちはACLのタイトル獲得を心から願っているよ」

 悲願のJ1初優勝を果たした川崎フロンターレ。今年はACLの舞台で結果を残すことができるだろうか。